STUDIO THROB/品川雄司
札幌を拠点に活動するフリーカメラマン、品川雄司のプロフィール
1956年北海道歌志内市に生まれる。

1968年ー写真との関わりは、近所のアマチュアカメラマンの暗室で、
白黒プリントの焼き付けを見て、、、真っ白な紙からモワモワと画像が浮かび上がる
不思議な現象に感動、、、写真にハマッテしまった。
15才頃、アルバイトで貯めたお金でミノルタSR-T101,憧れの一眼レフを購入。
気分はカメラマン。自分の写真人生の扉が開き始めた頃かも、、、?

1975年ー18才、就職はいやだ、進学も未来が無いし(入れる頭も無い)
残るは写真だけかな、、、東京写真短期大学へ新聞社の奨学制度を受けて入学。
希望持っての学園生活が、宿題の多さと、朝夕の新聞配達、業務と、、お酒とその他
睡眠は2〜3時間で、何も解らぬまま、アッと言う間に卒業式を迎えた。

1977年ー北海道に戻り札幌にて広告写真会社に就職。
3年間のアシスタント経験の後、流通系各社のメインカメラを担当する。
ファッションから靴下、宝飾からサンマの缶詰、建築、料理、各種撮影の経験を積む。

1991年ーバブルも弾けて低迷期、自分も35才なる、、、どうする?
イマでしょ!と、この時言った気がする。
フリーカメラマンとして独立開業、STUDIO,THROBを設立する。
モデル、タレント、スポーツ、貴金属、不動産、舞台などカメラワークを広げる。

2001年ーフリーになり10年、札幌山の手に自宅+スタジオを開設。
この頃から、時の流れなのか私の仕事内容にも変化が見えてきた。
物を売るための広告写真から、情報、提案型の雑誌や、医療、専門機関の
企画取材など、初めて会う人々、目にする光景、現象、物質に、写真として
どの様に表現できるのか、まさに気分はTHROBな取材が増えてきています。

2011年ーこの十数年で、写真の環境も大きく様変わり、
私の写真環境も、今ではデジタル化100%になってしまいました。
写真の仕事を始めた頃は、4x5の蛇腹カメラがメインで、カメラテクニックと
ライティングの技が広告写真の生命線でしたが、今は画素数の詰め込みと
ソフトの機能と小出しの進化、デジタルメーカーに踊らされてる気がしてならない。

2013年ー今は12月、時の流れが速すぎます。
2014年も、写真の仕事を続けられるのだろうか?
今一度フィルムカメラで、B/Wプリントを焼いてみたくなりました。
暗室は、私のこだわりから残してあるのです。(まだ一度も使用していません)
酢酸の臭いを嗅ぎながら、写真の原点を感じてみようかな、、、

続きは、気まぐれに更新しますので、宜しくお願い致します。